コレクション: MOTHER HAND ARTISAN
工業化が進んだ現代、世の中は生産効率を優先したモノ作りが大半をしめていますが、MOTHER HAND artisan は敢えて手間のかかるハンドメイドにこだわっています。
モノ作りの「原点」ともいえる最高のアイデアと製法を求め続けるためでもあり、「手」の作業から溢れ出すアーティスティックな緊張感を大切にしているからです。
昔ながらの「手横編み機」を使っているものの、昔ながらの技法でニットを作ってはおらず、「一つ一つのパーツを一体でつくる」という視点を少し変えたニット作りをしています。
最新の機械や、技術よりも「アイデア」と「手仕事」を巧みに組み合わせ、現代的なスタイルを表現しています。
パターンはすべてオリジナルです。やわらかな弧を描く肩、えぐられた脇の下のラインにより可能な細いアームホールなど、立ち姿が美しく見えるように設計されています。
そして最大の特徴は、腕やボディと言った、ひとつひとつのパーツがつなぎ目無しで作られているということです。
ひとつのパーツをつなぎ目無しで作ると言う事は、作業工程上、編み目の「かけ直し」や「減し目」、「増し目」の両方を使わなければなりません。
その時に生まれる「目」をリズミカルに配置する事により美しいフォルムを生み出します。
MOTHER HAND artisan のプロダクトには、そういったハンドメイドならではのアイデアやディテールが沢山詰まっています。